この記事の信頼性
- 筆者は京大院卒で10年間の社会人経験がある男性です。
- キャリアカウンセラーの資格を持っています。
- 会社を退職した経験があります。
この記事では、あなたをコンサルティングします。
紙とペンを用意してください。
用意できましたか?
コンサルは、目次の順番で行います。
これを受けると、
・自分概念がわかる
・上位目的のための手段を考え直せる
と言えます。
目次は次の通りです。
・あなたの願望を10個書く
まず、あなたの望みを10個書き出してください。
今回は、例を使って説明します。
例
・アーティストになる
・Webクリエイターになる
・時間的自由を得る
・お金持ちになる
・クリエイティブである
・刺激がほしい
・フリーランスをする
・好きな仕事をする
・プライベートを大切にする
・インフルエンサーになる
・目的なのか手段なのかを考える
さて、次にすることは「目的」なのか「手段」なのかを区別することです。
「○○のために、△△する」
この○○が「目的」で、△△が「手段」です。
「時間的自由を得たい」のは、「手段」なのか「目的」ですか?
さらに、「お金持ちになりたい」のは、「手段」なのか「目的」ですか?
目的:時間的自由を得る
手段:お金持ちになる
お金持ちであると、時間を買えるわけです。
そのため、「時間的自由を得る」ために、「お金持ちになる」ということが言えました。
しかし、たびたび、目的と手段がごちゃごちゃになります。
この例でいえば、お金持ちになることが目的となってしまうことがあります。
これは一般的に起こりえることです。
なぜかというと、ある上位の手段は下位の目的と同じになる場合があります。
これを説明するために、
手段:フリーランスをしたい
というように考えてみます。
フリーランスは自分の実力次第で給料は青天井なので、
目的:お金持ちになる
ということが言えます。
つまり、
目的:お金持ちになる
手段:フリーランスをする
ということが言えました。
上位の目的:時間的自由を得る
上位の手段:お金持ちになる
下位の目的:お金持ちになる
下位の手段:インフルエンサーになる
つまり、上位の手段と下位の目的は同じですよね。
このように、「インフルエンサーになる」→「お金持ちになる」→「時間的自由を得る」
という流れを得ました。
・上位目的から手段を考え直す
先ほどあげた、
「フリーランスをする」→「お金持ちになる」→「時間的自由を得る」
というのは、例えの願望から目的と手段に分けて作ったフローです。
上位目的に、「時間的自由を得る」ということががあることが分かりました。
それでは、「フリーランスをする」→「お金持ちになる」というこの方法以外に「時間的自由になる」方法はないかを考えてみます。
もし、「時間的自由を得る」ことが最上位目的だとすると、お金持ちになれなくても実現できそうですよね。
・願望のキーワードから自分概念を作る
・アーティストになる
・Webクリエイターになる
・時間的自由を得る
・お金持ちになる
・クリエイティブである
・刺激がほしい
・フリーランスをする
・好きな仕事をする
・プライベートを大切にする
・インフルエンサーになる
ということから、キーワードを抽出します。
アーティスト、Webクリエイター、時間的自由、お金持ち、クリエイティブ、刺激、フリーランス、好きな仕事、プライベート、インフルエンサー
ですね。
このうち、この中で、「自己実現」に相応するものを中心においてください。
つまり、今回の例では、「アーティスト」ですね。
これが、自分概念です。
・説明書を作る
次にすることは、それぞれのキーワードに対する説明書を作ることです。
例えば、
「時間的自由とは自分で物事を決めてやることができる時間」
このように定義します。
プライベートとは何か?
フリーランスとは何か?
自分なりに説明書をつけてみてください。
そして、最後に総括で真ん中の「アーティスト」とは何かを考えます。
こうすることで、自分とは何かを説明することができます。
・まとめ
「コンサルティングをします」というテーマで記事を書きました。
方法は、
1.あなたの願望を10個書く
2.目的なのか手段なのかを考える
3.上位目的から手段を考え直す
4.願望のキーワードから自分概念を作る
5.説明書を作る
です。
以上、参考になれば幸いです。