・あいさつ
はじめまして。
「オリライ」と申します。
京大院を卒業後、製造業で10年会社員をしておりました。
また、その会社員生活を辞めることにしました。
会社に入社して、チャレンジ精神にあふれる自分と、ゆっくり進む年功序列の賃金制度にモヤモヤ。
会社では10年先どうなっていたいですか?
と言われるけど、当時私は、今から数か月後どうなっているか、、、どれくらい出世しているのかに興味がありました。
これは絵空事でしかありません。
製造業に入社して、数か月で出世することはないですからね。
それと、1年目というと、新人研修や工場実習があります。
慣れない同僚とのコミュニケーションをやって、疲れる毎日。
工場実習は、作業が単調で時間が長く感じました。
外を見渡せば、20代にして稼いでいる友人がいました。
うらやましくもあり、自分のこのレールでは絶対なれないと絶望してました。
結構多いらしいです。
自分の理想と待遇のギャップに悩む方。
また、製造業では約6割が1年未満で退職するという統計データがあります。
気になる退職理由は、仕事のやりがいがないというのが上位でランクインしています。
なぜやりがいがないかと思うかというと、
- 同じ業務ばかりをしていて単調だから
- 自分でなくてもできる業務が多い
だかららしいです。
私も似たような思いがあって会社1年目にして辞めたいと思ってました。
でも、会社に辞めることを伝えるのは怖かった。
人を雇うためにコストがかかってるんだぞと言われんばかりに思ってました。
当時退職代行というサービスは今ほど有名ではなく、自分で退職を伝えるしかなかったです。
そんな時、上司に思い切って「会社をやめたい」と言ってみました。
しかし、上司は「会社を辞めるときは、次の転職先を見つけてからするもんだ」と言って、はぐらかされました。
一理あるんだけど、精神的に疲弊していた私は、すぐにやめたかった。
転職先を見つけてからなんてそんなエネルギーはなかった。
とりあえず辞めて、それからゆっくり次の人生を模索したい。
そもそも、自分は個人事業をしたいんじゃ。
転職先なんて必要ないんだよ。
今思えば、こんな時、退職代行サービスを知っていたらこんなにつらい思いをすることもなかったのになと思いました。
それから、10年製造業で働きましたが、20代でもっと若い時にやめてれれば、エネルギーがあるときに次の行動を移せたのに、、、なんて思います。
35歳になった時、自分の目標を失いかけていたとき、このままではいけないなという強い思いがありました。
たしかに、会社に残れば安泰かもしれない。
でも、若いときからこの道はずっと違うみちだと思っていた。
だから、今落ち着いているとはいえ、やめるんだ。
役職をもらっていましたが、自分でここで満足していては、将来後悔する。
そう決心して、会社にやめることを自分の言葉で伝えました。
私の10年・・・
20代のエネルギーに溢れていたあの頃は一生戻ってきません。
他の人には、「やめたいと思った時に、やめれるのがベスト」だと思うので、「今すぐ会社員を辞めたい」という人に、やめる際の手ほどきをします。
と、ここまで後悔しかないみたいな話でしたが、唯一良かった点。
それは、10年間働いた分だけの貯金とマイカーが持てたこと。
当たり前のことです。
会社で働いた分、お金ができた。
また、車を買えた。
自分の時間を削って稼いだお金。
ありがたくもらっておきます。
また、この貯金を元手に自由に生きたいと思ってます。

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