この記事の信頼性
- 筆者は京大院卒の元製造業会社員の男性。
- 転職先は決まっていませんでしたが、10年働いた製造業を退職しました。
- 会社を辞めてフリーな状態で将来を考えた方が、前向きになれると思ったからです。
- 読者に有益な情報となり、少しでも読者の日々の生活を明るくできるよう心がけて執筆します。
会社を辞めたいが、転職先が決まってない。
このまま辞めて大丈夫だろうか・・・
この悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「転職先が決まってなくて退職するリスクとメリット」を見れば、自分が退職すべきかどうか判断できますよ。
実際私は退職する際に転職先が決まってなかったのですが、リスクを知ることで安心して辞めることができました。
記事前半では「転職先が決まってなくても退職OK?」を、後半では「転職先が決まってなくて退職するリスクとメリット」を解説するのでじっくり読んでくださいね!
・転職先が決まってなくても退職OK?
・自分を信じれるならOK
転職先が決まってなくても退職してもいいかな・・・
毎日の仕事に追われて、将来を考える気力がなく、消耗する毎日。
こんな人って多いと思います。
退職する前に、退職に向いているかの質問があります。
それは、自分を信じれるかどうか。
退職した後、思ってもみなかったできごとに遭遇することがあります。
その時、やっぱり自分はダメだとなってしまうと、現状回復まで時間がかかります。
そんな時でも、自分なら大丈夫と思える人なら、今よりもっといい状況が訪れるでしょう。
未来は信じる心と行動で作られる。
・リスクとメリットも同時に考えよう
転職先が決まってない退職にはリスクとメリットがあります。
転職先が決まっていないまま退職する場合は、慎重にリスクとメリットを比較検討し、状況に合わせて判断することが重要です。
詳細は次の項目で解説するよ。
・転職先が決まってなくて退職するリスクとメリット
転職先が決まっていないまま退職することは、慎重に考える必要があります。
以下に、そのリスクとメリットを説明します。
・リスク
転職先が決まってないまま退職するリスクは下記。
- 経済的な不安定さ
- 転職活動の厳しさ
- 履歴書への影響
1つずつ解説します。
・経済的な不安定さ
転職先が決まっていない状態で退職すると、収入が途絶えるため経済的な不安定さが生じる可能性があります。
無収入期間が長引くと、生活費の心配や借金のリスクが増加します。
転職先が決まってないまま退職するにしても、資金計画は立てておきましょう。
例えば、100万円貯金がある場合は、実家にいれば月5万円使うとして、20カ月ぐらい家計を維持できるなど。
アルバイトをすれば、当面の間は資金に困らなそうだなど。
仕事で障がいを背負ってしまったなら、障がい年金がもらえるかなど。
仕事をしながら副業して独立する力を高めるのもいいね。
・転職活動の厳しさ
転職市場は競争が激しいため、転職先を見つけるまでに時間がかかる可能性があります。
焦りは禁物。転職で「仕方ないここでいいか」と損切すると後悔する。
転職エージェントは「正社員からの転職」が前提など、会社を辞めてしまうと転職が不利になる場合があります。
また、転職時の給料交渉では前職の給料が参考になる場合があります。
空白期間があれば、足元を見られるかもしれません。
・履歴書への影響
転職先が未定のまま退職すると、次の雇用主からは「なぜ退職したのか」という疑問が生まれることがあります。
履歴書や面接で説明する際に、説得力のある理由を示す必要があります。
自営するなら関係ない話。
・メリット
転職先が決まってないまま退職するメリットは下記。
- 転職活動の時間を作れる
- キャリアチェンジの準備ができる
- 精神的なストレスから解放される
1つずつ解説します。
・転職活動の時間を作れる
現在の職場での業務に追われる中で転職活動を進めることは、大変な時間とエネルギーを必要とします。
退職後に専念できれば、転職活動に充分な時間と集中力を割くことができます。
- 平日に面接が入っても対応できる
- 企業からの連絡にも即座に対応できる
など、退職したら多くの転職のメリットがあります。
もし、在職中に転職をするなら、日程の調節や対策をしてくれる転職エージェントを利用するといいですね。
仕事をしながら転職するのは大変だと思う。時間もないし要領がよくないといけない。
・キャリアチェンジの準備ができる
退職期間を利用して、自己分析を深め、今後のキャリアについて考える時間を確保することができます。
自分の強みや希望する方向性を明確にするためのプロセスを進めることができます。
就職の空白期間ができたとしても、スクールや資格を勉強した時間だと説明できれば、採用担当者からのイメージも悪くなりません。
職種別の資格は下記。
海外とのビジネス | TOEIC | 600点が管理職の要件になる会社も。海外部門だと800点が目安。 |
経理 | 日商簿記 | 未経験から経理を目指すなら、「日商簿記2級」取得が一番の近道。 |
マーケティング | マーケティング検定 | 3級は初心者、2級は社会で活躍できるマーケターとして認定されるだけの十分な見識があるか。 |
自分がしたい仕事に資格があるか見てみるといい。モチベーションになるよ。
・精神的なストレスから解放される
退職後に少しの休息期間を持つことで、仕事に対するストレスを軽減し、リフレッシュするチャンスを得ることができます。
新しい環境に身を置く前に、リラックスした状態で臨むことができます。
心身ともに健康な状態で転職に臨めるため、面接時の印象もよくなるでしょう。
退職したら旅行にでも出かけてみよう。新たな境地に立てるかも。
・退職代行を利用したが次の仕事は決まってないが85%
・心身が疲弊している人が多い
転職先が決まってなくても退職をしたいと考える方は、心身ともに疲弊してなかなか転職活動に取り組めない状況の方が多いです。
自分で退職の意志を伝えることもできない・・・
そんな人は退職をする際に、退職代行を利用できます。
退職代行には、弁護士運営や労働組合運営があるよ。安いのは労働組合運営。3万円ほど。
・退職代行サービスとは
退職代行を利用すれば、自分で退職の意志を伝えなくても、退職代行サービスに任せられます。
退職代行を利用した人の声として、
自分の口から伝える精神的な負担を考えると安いもの・・・(30代女性)
相談してから退職するまでのスピードがとても早くて良かった・・・(30代男性)
などがあります。
退職代行おすすめランキング!口コミや実績数から満足度が高いサービスを厳選
・定職代行サービスを利用した人は転職は決まってる?
それでは、退職代行を利用した人は、転職先が決まっているんでしょうか?
Yahoo記事によると、
100人中85人が「退職代行を利用した時、次の仕事は決まっていなかった」と回答しており、「次の仕事が決まってから辞めよう」と思っていても、心身ともに疲弊していてなかなか転職活動に前向きに取り組めない状況がうかがえました。
引用:Yahoo:【退職代行サービス】自分には関係ないと思っていたのに…「パワハラが怖くて言えず」「精神的な負担を考えると安いもの」
とあります。
退職代行を利用した時、次の仕事は決まっていないが85%にもなりました。
心身ともに疲弊してなかなか転職活動に取り組めない状況が伺えます。
・転職先が決まってない場合の退職理由について
転職先が決まってない場合の退職理由についてポイントは下記。
・退職は前向きな理由であること
・上司が引き止めにくい確固たる意志を伝える
1つずつ解説します。
・退職は前向きな理由であること
前向き退職理由が前提です。
- 給料が少なかったから
- 残業が多かったから
などの理由を上司に伝えると、上司は「それを改善すればいいのか」と思い、あなたと交渉を始めます。
やめようと思っていたのに、思ってもみない方向に話が進みます。
また、例え退職を受け入れてもらえても、ネガティブな理由だと会社にいる残りの期間は居心地が悪くなるでしょう。
例えば、前向きな退職理由としては
- やりたい仕事に転職するため
- 家業を継ぐため
- 資格取得のため
- 転職先が決まったため
- 学業が忙しいため
- 結婚で寿退社するため
- 自身の体調不良のため
- 家族の病気や介護のため
などがあります。
・上司が引き止めにくい確固たる意志を伝える
あなたが会社を辞める際に、あなたの意志を伝えることは大切です。
- やりたいことが他にある
これを伝えることで、上司は「この会社では叶わない」という現実を受け入れてくれます。
・まとめ「転職先が決まってなくても退職OK?リスクとメリット」
転職先が決まってない場合に、退職してもOKかどうか。
それは、「自分を信じれるか」が大切です。
また退職する前に、リスクとメリットを総合的に考慮して判断しなければなりません。
転職先が決まってないまま退職するリスクは下記。
- 経済的な不安定さ
- 転職活動の厳しさ
- 履歴書への影響
転職先が決まってないまま退職するメリットは下記。
- 転職活動の時間を作れる
- キャリアチェンジの準備ができる
- 精神的なストレスから解放される
転職先が決まってない人が退職を考えるケース。
それは、心身ともに疲弊している場合が多いです。
退職代行を利用したが次の仕事は決まってないが85%もいるというデータがあります。
次の転職先が決まってなくてやめる人は多いです。
転職先が決まってない場合の退職理由についてポイントは下記。
- 退職は前向きな理由であること
- 上司が引き止めにくい確固たる意志を伝える
自分で退職の意志を伝えるのが難しい人は、退職代行サービスを使うといいですね。
以上、参考になれば幸いです。