この記事の信頼性
- 筆者は京大院卒で10年間の社会人経験がある男性です。
- キャリアカウンセラーの資格を持っています。
- 会社を退職した経験があります。
結婚後、フルタイムがきつい。
夫からはフルタイムで家計を助けてもらいたいと言われているが、無理かも。
この悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「結婚後、フルタイム勤務がきつい理由とは」を読めば、原因と対策が分かりますよ。
結婚後のフルタイムがきついと言っているエックスの声を反映しました。
京大院卒業⇒大手メーカー10年間勤務した後に退職⇒個人事業主のキャリアカウンセラーになった私の経験を踏まえて語ります。
記事前半では「結婚後、フルタイム勤務がきつい理由とは?」を、記事後半では「フルタイムを続けるか?パートタイムや退職を選ぶべきかの判断基準」を解説するのでじっくり読んでくださいね。
目次は次の通りです。
・結婚後、フルタイム勤務がきつい理由とは?原因と解決策を解説
結婚後、フルタイム勤務が急に辛く感じるようになったという声は少なくありません。
家事や家庭の責任が増える中で、仕事の負担が大きくのしかかるのは自然なことです。
ここでは、なぜ結婚後にフルタイム勤務がきつく感じるのか、その理由と解決策を具体的に解説します。
・結婚後、仕事が急に重く感じる理由
結婚後に仕事が急に重く感じる理由は、家事や家庭の責任が増えるためです。
結婚後は家族の分の料理や食器洗い、洗濯、自分の部屋以外の掃除など負担が増えますよね。
これにより、体力的・精神的な余裕が減少します。
結婚前は仕事だけに集中できていたかもしれませんが、家庭での役割が増えることでエネルギーの配分が変わり、疲労感が倍増するのです。
・仕事と家庭のバランスが取れないと感じる原因
バランスが取れないと感じる主な原因は、仕事と家庭の負担がどちらもフルタイムで要求されるからです。
特に家事や家庭の役割が結婚後に変わると、自分一人でその全てをこなそうとすることでバランスが崩れます。
家事の分担がうまくできない場合、どちらにも手が回らず、ストレスが溜まります。
・結婚後もフルタイムを続けるための解決策
フルタイム勤務を続けたい場合は、家事や家庭の負担を分担し、仕事の効率を上げることが重要です。
パートナーとの家事分担や、時短勤務や在宅ワークを検討することで、家庭と仕事のバランスが改善され、両立が可能になります。
また、仕事中に集中してタスクを効率的に片付けることで、余裕を持つことができます。
夫婦そろってフルタイムをしながら子育てをするなら、お互いの協力が不可欠です。片方ががんばらないといけない状況では、いずれ崩壊します。
・フルタイムを続けるか?パートタイムや退職を選ぶべきかの判断基準
結婚後の働き方を見直す際、多くの人が「フルタイムを続けるべきか」「パートタイムや退職にシフトすべきか」で悩みます。
この判断は生活やキャリアに大きな影響を与えるため、慎重に行いたいところです。
こここでは、フルタイムを続けるかどうかの判断基準について解説します。
・フルタイムを続けるべき人の特徴
フルタイムを続けるべき人は、キャリア志向が強く、長期的な成長や収入を重視している人です。
特に、結婚後もキャリアアップを目指したいと考える人は、フルタイムで働き続けるメリットがあります。
現在の職場での昇進やスキルアップを目指し、仕事を優先したい場合は、フルタイム勤務が適しています。
・パートタイムを選ぶべき人のポイント
パートタイムを選ぶべき人は、家庭との両立が難しくなり、生活にゆとりを持ちたいと考える人です。
特に、家事や育児、パートナーとの時間を大切にしたい場合、パートタイムは理想的な働き方です。
また、収入は少し減るものの、ストレスの軽減や自由な時間が増えることで、全体的な幸福度が向上します。
結婚後も、フルタイムで共働きする人もいますが、「子供が生まれたら育児はどうするの?」っていう問題がありますよね。
・退職を考えるべきタイミング
退職を考えるべきタイミングは、心身に大きな負担を感じているときや、フルタイムのストレスが限界に達している場合です。
特に、健康を害してまで働くことに疑問を感じるようになったら、思い切って退職を検討することが重要です。
退職後には一旦休息を取り、新たなキャリアやライフプランを見直す機会を持つことができます。
子供が帰ってきたら家に居て欲しいっていう夫もいますよね。子供ができたら、退職を考えるのもいいかもしれません。
・仕事を続けたいけど本音は休みたい…あなたの悩みに寄り添う解決法とは?
「仕事を続けたいけど、実は辞めてゆっくり休みたい…」と感じている方は多いはずです。
特に結婚後は、体力的・精神的な余裕が減り、休みたい気持ちが膨らむものです。
しかし、仕事を辞めるのが最善かどうか悩むことも。
ここでは、そんなあなたの本音に寄り添いながら解決法を提案します。
・まずは心の声に耳を傾けよう
仕事を続けるか休むべきかを決める前に、まずは自分の本音に耳を傾けることが重要です。
休みたいと感じるのは、過労やストレスが溜まっている証拠かもしれません。
体や心が休息を求めているときは、その声を無視せず、リフレッシュや休暇を取ることも視野に入れるべきです。
・休息を取ることがキャリアに与える影響
一時的に休むことは、キャリアにとって決してマイナスではありません。
むしろ、適度な休息を取ることで、長期的に見るとパフォーマンスや仕事の効率が向上することが多いです。
疲労が溜まったままでは、仕事で最大限の力を発揮できないため、短期的な休息は自分をリセットする良い機会になります。
・休むべきか働き続けるべきかの判断ポイント
休むか働き続けるかの判断をするためには、生活全体のバランスを見直す必要があります。
例えば、今後の収入、家庭での役割、健康状態などを総合的に考慮し、無理なく続けられるかどうかを確認します。
もし「続けることが難しい」と感じたら、一旦休んで新しい選択肢を模索することも、人生の大切な決断になります。
・ワークライフバランスを保つには?結婚後の働き方を見直すポイント
結婚後にフルタイムで働き続けることは、ワークライフバランスの面で大きな挑戦です。
家庭での役割が増える中で、仕事とプライベートの両立をどのように実現するか、多くの人が悩んでいます。
バランスを保ちながら効率的に働けるポイントは下記。
- 優先順位を見直して効率的に働く
- 家事や家庭の負担を分担する
- 選択肢として時短勤務や在宅ワークなどがある
1つずつ解説します。
・優先順位を見直して効率的に働く
ワークライフバランスを保つためには、まず仕事と家庭の優先順位を見直すことが重要です。
仕事においてもすべてを完璧にこなそうとせず、重要なタスクに集中することで、時間とエネルギーを節約できます。
タスクの優先順位をつけることで、仕事の効率も高まり、家庭での時間を確保できます。
・家事や家庭の負担を分担する
ワークライフバランスが崩れる原因の一つに、家庭での負担が過剰に偏っていることが挙げられます。
家事や育児は、パートナーと分担することが不可欠です。
家事を一人で抱え込まず、家庭内でのコミュニケーションを増やして役割分担を明確にすることで、心身の負担が軽減されます。
・選択肢として時短勤務や在宅ワークなどがある
働き方を見直すための選択肢には、時短勤務や在宅ワークなどが挙げられます。
特に、結婚後はライフステージに合わせて働き方を調整することが求められる場面が増えます。
勤務時間や場所を柔軟に変えることで、仕事と家庭のバランスを保ちやすくなり、負担も減少します。
・実際の体験談から学ぶ!結婚後にフルタイムを辞めた人の声
結婚後にフルタイム勤務を辞めた人の声を聞くと、意外な発見や安心感を得られることがあります。
実際にフルタイムを辞めた人たちがどのように生活を変え、どんなメリットやデメリットを感じたのかを知ることで、自分の選択肢を考える参考になるでしょう。
ここでは、その実体験から学べるポイントを紹介します。
・フルタイムを辞めたことで得られたメリット
フルタイムを辞めた人たちの多くが口にするメリットは、心身の余裕ができたことです。
毎日の通勤や残業に追われる生活から解放され、家庭での時間や自分のための時間を増やすことができたと感じる人が多いです。
これにより、生活の質が向上し、ストレスが減少したという声が多く聞かれます。
エックスには次のような投稿がありました。
フルタイムをやめた。 18時に退社してお迎えご飯お風呂、テレビ観せてる間に家事、歯磨きさせて21時に寝かしつけ。朝も夜も子供たちとの時間なんて無いし、パニック。 「そのうち慣れるよ大丈夫」と周りは言うし、自分でも慣れるまでの辛抱と思っていたけど、私は慣れたいのか?となった。子供たちとの時間がないことに慣れたいのか? 絶対嫌だと思った。 18時退社を17時30分にしてもらった。30分違うだけで、2人を抱きしめる時間ができたし目を合わせてお話する時間もある。 給料減るけど。 子供たちといたらクソ怒るし1人になりたいって泣くけど。 それでもやっぱり、子供たちと過ごす時間は大切。
引用:エックス
時間に余裕ができたら、子供と過ごす時間が増えて、大切な時間を過ごすことができますね。
・退職後に感じたデメリットとその対策
一方で、フルタイムを辞めることで収入が減少し、経済的な不安が増したと感じる人もいます。
しかし、この問題も事前に計画を立てておけば、パートタイムやフリーランスなどの柔軟な働き方でカバーできることが多いです。
辞める前に家計を見直し、どの程度の収入が必要かを確認しておくことが重要です。
エックスには次のような投稿がありました。
それでもなんとか7年在籍できたのは、途中で結婚し子どもが生まれ、 当時ほんとお金がなかったので 安定収入を失うわけにはいかない! という決意からでした。 育休復帰後は 「フルタイムで働くので営業所で 働かせてください!」 と人事部にお願いした私。
引用:エックス
このように、安定収入を失いたくないために、働きたいという声もあります。
・辞めた後に見つけた新しいキャリアの可能性
フルタイムを辞めたことで、新たなキャリアや趣味に時間を使えるようになったという意見も多くあります。
特に、時間に余裕ができたことで、新しいスキルを学び直す機会が増え、最終的には新しいキャリアを築いた人もいます。
すべての経験は必然。僕は大学で経済学部に入った。その後、福祉の仕事へ行き、1年で退職。
引用:エックス
3年ひきこもった後で、合気道の経営者になり、今は作家・講師として活動している。
バラバラな活動を転々としながらも、限られた時間のなかで好きなことをする時間を増やすと、それが仕事になっていきます。
仕事を辞めることが終わりではなく、次のステップを見つけるための一歩と考えることができます。
結婚後、フルタイムがきついと考えている人が、会社を辞めるには
結婚後にフルタイム勤務が辛く感じることは多いですが、実際に会社を辞める決断は簡単ではありません。
生活やキャリアに大きな影響を及ぼすため、慎重な判断が必要です。
ここでは、フルタイム勤務を続けることが難しいと感じたときに、どのようにして退職するか、そのプロセスとポイントを解説します。
・退職の決断をする前に考えるべきこと
結論として、退職を決断する前に、自分の状況をしっかりと見直すことが重要です。
まずは、フルタイム勤務の辛さが一時的なものであるのか、長期的な問題であるのかを判断します。
一時的なストレスは、休暇や仕事の調整で改善することがあるため、即座に退職を決める必要はありません。
・退職の計画と準備
退職を決断した場合は、計画的に準備を進めることが大切です。
まずは、退職日を設定し、その後の生活や経済面のプランを立てる必要があります。
退職後の収入源や生活費の見積もりを行い、財政的な準備を整えることが不可欠です。
・退職代行サービスの利用
育児もあるし、会社を辞めたい・・・でも退職を上司にいいずらい・・・
このように、自分で直接退職の旨を上司に伝えるのが難しい人もいるでしょう。
そんな人は、退職代行サービスを利用するのも1つの方法です。
退職代行サービスは、手続きや交渉を代行してくれるため、自分で対応する負担を軽減できます。
- 会社の人と直接話し合う必要がない
- 自分で会社の人に退職を伝えなくて済む
- 会社をどうしても辞められない状況を打開できる
などメリットがあります。
また退職代行サービスを使ったら、即日で会社を辞めることができますよ。
・まとめ「結婚後、フルタイム勤務がきつい理由とは?原因と解決策を解説」
なぜ結婚後にフルタイム勤務がきつく感じるのか取り上げました。
結婚後にフルタイム勤務がきついと感じることは、決して珍しいことではありません。
多くの人が家庭や仕事のバランスに悩みながら、最適な働き方を模索しています。
結婚後、フルタイム勤務がきつい理由と解決策のポイントは下記。
- 結婚後に仕事が急に重く感じる理由は、家事や家庭の責任が増えるから
- バランスが取れないと感じる主な原因は、仕事と家庭の負担がどちらもフルタイムで要求されるから
- 結婚後もフルタイムを続けるための解決策は仕事の効率を上げることが重要
フルタイムを続けるべきか、パートタイムにするか退職を選ぶかについてのポイントは下記。
- フルタイムを続けるべき人は、キャリア志向が強い人
- パートタイムを選ぶべき人は生活のゆとりを持ちたい人
- 退職を考えるべきタイミングは、フルタイムのストレスが限界に達しているとき
です。
仕事を辞めるのが最善かどうか悩むかもしれませんが、その時は、心の声に耳を傾けましょう。
休息をとることも、必ずしもキャリアにマイナスになるのではなく、自分をリセットするいい機会になります。
休むべきかどうかは、今後の収入、家庭での役割、健康状態など総合的に判断するといいですね。
ライフワークバランスを保つ方法としては、
- 優先順位を決める
- 家事や育児は、パートナーと分担する
- 時短勤務や在宅ワークの選択肢を持つ
などがあります。
フルタイムを辞めた人たちの声としては、
- 心身の余裕ができた。
- 経済的な不安がある。
- 新たなキャリアや趣味に時間を使えるようになった
という意見があります。
結婚後、フルタイムがきついということで、会社を辞めるか悩む方もいるでしょう。
退職の決断をする前に、 まずは、自分の状況が一時的なものであるのか、長期的な問題であるのかを見極めることが重要です。
短期的なストレスであれば、休暇や業務調整で改善の可能性があります。
退職を決めた場合、計画的な準備が必要です。
退職日やその後の生活、経済面のプランをしっかり立てることで、安心して次のステップに進むことができます。
上司に辞めるのことを伝えにくい場合は、退職代行サービスを利用することで、負担を軽減できます。
専門のプロがサポートしてくれるため、スムーズに退職手続きを進められます。
記事の最後に、退職代行のランキングがあります。
以上、参考になれば幸いです。