この記事の信頼性
- 筆者は京大院卒で10年間の社会人経験がある男性です。
- キャリアカウンセラーの資格を持っています。
- 会社を退職した経験があります。
ギリギリ出社で何が悪い？と疑問に思う。
この悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「上司や同僚が本音でどう感じているか」を読めば、あなたがどう思われているかか分かりますよ。
実際、私は、会社員時代、ギリギリ出社をよくしていました。
なぜ、ギリギリ出社をしているのか自問したところ、今の会社が面白くなく、やる気がなかったからだと分かりました。
今では、会社を辞めて、新しい自分のキャリアを築いています。
京大院卒業⇒大手メーカー10年間勤務した後に退職⇒個人事業主のキャリアカウンセラーになった私の経験を踏まえて語ります。
記事前半では「ギリギリ出社は悪いの？上司や同僚が本音でどう感じているか」を、記事後半では「ギリギリ出社のメリットとデメリット」を解説するのでじっくり読んでくださいね。
目次は次の通りです。
・ギリギリ出社は悪いの？上司や同僚が本音でどう感じているか
毎朝ギリギリに出社してしまう…そんなあなたは、周りからどう見られているか気になりませんか？
「ギリギリでも遅刻していないから問題ない」と思うかもしれませんが、実際に職場での評価はどうでしょう。
上司や同僚の本音を知ることで、自分の行動が職場でどんな影響を与えているのかを確認してみましょう。
・ギリギリ出社は信頼を損なう可能性が高い
結論として、ギリギリ出社は職場での信頼を損なう可能性が非常に高いです。
理由は、上司や同僚から「時間に対してだらしない」と見なされることが多いからです。
時間に余裕を持って行動する人は、職場全体から信頼されやすく、逆にギリギリの出社は「計画性がない」と見なされがちです。
出社時間が早い人の方が昇進や評価が高い傾向があると言えるでしょう。
・「働きたくない人」だと思われるリスクがある
また、ギリギリ出社を繰り返すと「やる気がない」と見なされる可能性があります。
理由は、上司や同僚が出社時間をその人の働く意欲やモチベーションの指標として捉えることが多いからです。
たとえ業務に対する熱意があっても、遅めに出社すると「仕事が嫌いなのか？」と誤解されることがあるのです。
実際、職場では定時より早く来ることが「やる気」の象徴とされる文化が根付いている場合も多いです。
上司に頑張っている人と思われる方が出世が早い！
・職場のチームワークにも悪影響が出る可能性
さらに、ギリギリ出社はチーム全体の雰囲気や協力関係にも悪影響を与えることがあります。
理由として、他のメンバーが早めに出社している中で、一人だけギリギリ出社していると「協力的でない」「チームプレーヤーではない」と感じられることがあるからです。
特に、会議やプロジェクトの準備に他人を巻き込む場合、ギリギリに到着すると、チームの準備が遅れたり、ストレスが生じたりするリスクが高まります。
・時間通りに出社したいけど…ギリギリまで寝てしまう理由とは？
毎朝「今日は早く出社しよう！」と決心しても、気づけばギリギリまで寝てしまい、慌てて家を出ることが続いていませんか？
自分でもわかっているのに、なぜギリギリまで寝てしまうのか。
その理由には意外な心理的な要因や生活習慣が影響しているかもしれません。
次に、その背景を探ってみましょう。
・夜遅くまでTVや動画を見てしまい寝不足で起きられない
一日の最後は、仕事から解放され、楽しく過ごしたい。
誰しもこのように思うかもしれません。
Youtubeや動画など、気づけば午前2時まで見ていたことなんてことも。
しかし、寝不足になれば、次の朝起きるのがつらくなります。
夜遅くまで起きてしまった結果、寝不足で朝起きられないということになります。
・自分では気づかない「決断疲れ」が原因かもしれない
結論として、ギリギリまで寝てしまうのは「決断疲れ」が原因の1つかもしれません。
日々の生活で私たちは膨大な数の決断を下しているため、朝の時点で既に心身が疲れていることが多いからです。
「あと5分寝るかどうか」「何を着ていくか」といった小さな決断が積み重なり、最終的に「ギリギリまで寝てしまおう」という結論に至るのです。
決断疲れにより、精神的なエネルギーの消費し、適切な判断ができなくなってしまいます。
スティーブ・ジョブズが決定疲れを避けるために実践していた対策の一つが、毎日同じ服を着ることです。
・快適な睡眠環境がギリギリ出社を引き起こす要因に
実は、快適すぎる睡眠環境がギリギリまで寝る原因にもなります。
眠りやすい環境が整いすぎていると、ついつい二度寝や寝過ごしの誘惑に負けやすくなるからです。
例えば、ベッドが暖かく居心地が良いと、起きることがつらく感じるため、起床時間が後ろ倒しになってしまいます。
専門家の意見では、あえて少し寒い環境で寝ると、朝すっきり目覚める効果があるそうです。
・「早く起きなくちゃ」がストレスになっている可能性も
逆説的ですが、「早く起きなければ」というプレッシャーがかえってストレスを生み、寝過ごしてしまう原因になることがあります。
理由として、早起きを義務のように感じると心の負担になり、体が無意識にそれを避けようとすることがあるからです。
この「早起きプレッシャー」は、日々の生活リズムに過剰なプレッシャーをかけることが原因で起こります。
過剰なプレッシャーが逆に行動の抑制に繋がるという現象があります。
・ギリギリ出社のメリットとデメリット—本当に効率的？それとも損？
ギリギリに出社しても、仕事に遅れず間に合っているなら、何が問題なのか？
むしろ、余計な時間を使わず効率的に動いていると考えるかもしれません。
しかし、本当にギリギリ出社にはメリットがあるのでしょうか？
ここでは、ギリギリ出社がもたらすメリットとデメリットを見ていき、効率的かどうかを検証します。
・ギリギリ出社のメリット：たくさん寝れる
結論として、ギリギリ出社の最大のメリットはたくさん寝れるということ。
出社前の時間をフルに活用できるため、睡眠時間を確保できます。
フレックスタイム制などが導入されている職場では、ギリギリ出社する行動をとりやすいと言えます。
・ギリギリ出社のデメリット：余裕がなくトラブルに弱い
一方で、ギリギリ出社の大きなデメリットは、余裕がなく、予想外のトラブルに弱いことです。
理由は、電車の遅延や天気の悪化など、突発的な事態が発生した際に対応できる時間的なバッファがないため、遅刻するリスクが高くなるからです。
実際、ギリギリの出社を続けていると、わずかな遅れが積み重なり、上司から注意を受けたり、信頼を損ねる可能性が高まります。
遅刻が続く社員は評価や昇進に悪影響を与えるでしょう。
・効率的に見えるが、職場の評価には逆効果？
ギリギリ出社は一見効率的に見えますが、職場での評価には逆効果になることが多いです。
理由として、他人から「時間にだらしない」「計画性がない」と見られることが多いため、職場での評価や信頼に悪影響を与えかねません。
早めに出社する人は「やる気がある」と評価されやすい一方、ギリギリに到着する人は「消極的」だと感じられることがあります。
人事の調査では、時間管理ができる人ほど昇進の可能性が高いと報告されています。
・ギリギリ出社でも大丈夫？職場環境で許されるか診断してみよう！
「ギリギリ出社は許されない」と思い込んでいませんか？
実は、職場によってはそれが許容される場合もあります。
あなたの職場は、ギリギリ出社を大目に見てくれる環境か、それとも厳しい評価を下す環境なのか？
ここでは、職場の雰囲気やルールを基に、ギリギリ出社が許されるかどうかを診断していきます。
・フレックスタイム制が導入されている職場なら許される可能性大
結論として、フレックスタイム制が導入されている職場では、ギリギリ出社が許される可能性が高いです。
理由は、フレックスタイム制の導入により、従業員が自由に出社時間を調整できる環境が整っているからです。
例えば、9時から11時の間に出社すれば問題ないといったルールの職場であれば、ギリギリ出社でも業務に支障をきたすことが少なく、評価にも大きく影響しないことがあります。
・顧客対応がある業務ではギリギリ出社が問題視されることが多い
一方で、顧客対応を伴う業務の場合、ギリギリ出社は問題視されることが多いです。
理由は、顧客とのコミュニケーションが時間に厳密であり、遅刻や準備不足が顧客満足度に直結するからです。
例えば、9時に顧客との打ち合わせが予定されている場合、ギリギリに出社して準備が整っていないと、顧客対応が遅れる可能性があります
そのため、このような職場では早めに出社することが求められ、評価にも影響を与えやすいです。
・社風が柔軟な職場ほどギリギリ出社が受け入れられやすい
社風が柔軟で自由度の高い職場では、ギリギリ出社が許されることが多いです。
理由として、リモートワークやフレキシブルな働き方を推奨している職場では、出社時間に厳格なルールがない場合が多いからです。
例えば、IT企業やスタートアップなど、成果主義を重視する職場では、出社時間よりも仕事の結果が重視される傾向にあります。
こうした職場環境では、ギリギリ出社が特に問題視されないことが多いです。
・ギリギリ出社を克服する方法—時間管理のコツと早起き習慣の作り方
毎朝ギリギリの出社を避けたいけれど、なかなか早起きできない…そんな悩みを抱える人は少なくありません。
しかし、少しの工夫で時間管理を改善し、早起き習慣を身につけることは可能です。
ここでは、ギリギリ出社を克服するための具体的な方法と、無理なく早起きするためのコツを紹介します。
・夜に寝る時間を早める
早起きのコツとしては、夜に寝る時間を早めるといいでしょう。
そうすることで、朝早く起きることができます。
例えば、これまで午前2時に寝ていたのを、午前0時に寝るようにするなど。
しかし、そんな急に早く寝れないなんて思うかもしれません。
そのために、一度寝不足でもいいので、がんばって朝早くおきてみましょう。
すると、その日の夜に早く眠りたくなります。
このようにして、生活リズムを整えることができます。
夜型の人は早起きが苦手な方もいます。
・前日の夜に次の日の準備をすることで朝の時間に余裕を持てる
結論として、前日の夜に次の日の準備をしておくと、朝の時間に余裕を持つことができます。
朝の準備にかかる時間や決断が減り、慌てる必要がなくなるからです。
例えば、服や鞄を前日に準備したり、翌日のタスクをあらかじめリストアップしておくことで、出社前の時間を効率的に使えます。
多くの成功者が「朝は余裕を持つために、前日から計画する」と実践している方法です。
・目覚まし時計を工夫して、無理なく早起きできる環境を作る
無理なく早起きするためには、目覚まし時計を工夫することも効果的です。
自然に起きられるような環境を整えると、ストレスなく目覚めることができるからです。
例えば、目覚まし時計を遠くに置くことで、体を動かして目を覚ましやすくしたり、光で徐々に起きることができる「光目覚まし」を使うのも有効です。
また、多段階で目覚ましをセットしておくことで、1つ目のベルで起きられなくても、2回目、3回目で起きられます。
これにより、早起きが習慣化しやすくなります。
・小さな成功を積み重ねることで早起きが楽しくなる
早起きを習慣化するためには、最初は無理をせず、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。
急に大きな目標を設定しても続かないことが多いため、まずは15分早く起きるといった小さなステップから始めると良いからです。
少しずつ成功を積み重ねることで、「早起きして得られるメリット」を実感しやすくなり、結果として早起きが楽しく感じられるようになります。
これが続けば、自然とギリギリ出社を克服できます。
・ギリギリ出社が示すあなたの本音—本当は仕事を辞めたいのでは？
ギリギリ出社が続いているあなた。
朝の慌ただしさの裏には、実は本音が隠れているかもしれません。
「もうこの会社で働きたくない」と感じているなら、その感情を無視しないでください。
ここでは、ギリギリ出社の背景にある心理や行動を掘り下げ、あなたが本当に望む未来について考えてみます。
・ギリギリ出社が示す「今の職場が好きではない」というサイン
結論として、ギリギリ出社は今の職場に対する不満の表れです。
理由は、無理に出社することに対する抵抗感が、行動に表れているからです。
実際、心の底ではもっと自由に働きたい、あるいは別の環境で自分を試したいと感じている人は多いです。
・転職をして、1からスタート
いつも、ギリギリ出社で評価はずたぼろ・・・
もう、昇進なんてできないだろうな・・・
そもそも、この会社で働いていても面白くない・・・
そんな方は、転職をしてみるのもいいかもしれません。
次選ぶときは、朝起きるのが楽しくなるような仕事を見つけて取り組むといいですね。
また、フレックスタイムがある時間に融通の利く会社なら、うまくいくかもしれません。
第二新卒の転職 UZUZ 20代におすすめ
| 総合満足度 | |
| 掲載メディア | 毎日新聞、日経新聞、朝日新聞、東洋経済など |
| おすすめ | 20代の第二新卒 |
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| 管理人より | 退職を考えている方は、UZUZに登録だけでもしておいたらいいですね。 |
・仕事を辞めずらいなら退職代行もある
もし転職をすることになって、辞めずらい方がいるかもしれません。
上司に何を言われるかわからないから、怖い・・・
など。
退職を自分で伝える方がいいかもしれませんが、それができない人には退職代行サービスがあります。
退職代行サービスは、手続きや交渉を代行してくれるため、自分で対応する負担を軽減できます。
また退職代行を使えば、即日で退職でき、
- 会社の人と直接話し合う必要がない
- 自分で会社の人に退職を伝えなくて済む
- 会社をどうしても辞められない状況を打開できる
などのメリットがありますよ。
・まとめ「ギリギリの出社で何が悪い？上司・チームの本音やメリットとデメリットなど」
ギリギリの出社は職場での信頼を損ね、上司や同僚に「だらしない」「やる気がない」と見なされるリスクが高いです。
また、チームワークにも悪影響を与え、突発的なトラブルにも対応しにくいというデメリットがあります。
ギリギリ出社を改善するためには、
- 夜に寝る時間を早める
- 前日の準備
- 目覚まし時計の工夫
- 小さな成功体験を積み重ねる
など、時間管理の改善策が効果的です。
一方、フレックスタイム制が導入されている職場や柔軟な職場では、ギリギリ出社が許容されることもあります。
最終的に、ギリギリ出社が続く背景には「今の仕事に満足していない」という潜在的な不満があるかもしれません。
場合によっては転職を考えるのも一つの方法です。
記事の最後に、退職代行のランキングがあります。
