この記事の信頼性
- 筆者は京大院卒で10年間の社会人経験がある男性です。
- キャリアカウンセラーの資格を持っています。
- 会社を退職した経験があります。
まともな人が突然辞める理由を知りたい。
この悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「まともな人が突然辞める7つの理由」を読めば、なぜ辞めるのかという疑問が解決しますよ。
京大院卒業⇒大手メーカー10年間勤務した後に退職⇒個人事業主のキャリアカウンセラーになった私の経験を踏まえて語ります。
記事前半では「まともな人が突然辞める7つの理由」を、記事後半では「まともな人が突然辞める6つの前兆」を解説するのでじっくり読んでくださいね。
目次は次の通りです。
・まともな人が突然辞める7つの理由
まともな人が突然辞める7つの理由は下記。
- 会社に不満があるが改善されないから
- 給料や待遇に不満があるから
- 労働環境が悪いが改善されないから
- 職場のレベルが低く不安を感じるから
- 会社の将来性に不安があるから
- 単に仕事が合わないから
- 転職先が決まっていつでも退職できるから
1つずつ解説します。
・会社に不満があるが改善しないから
会社に不満があるが改善されない場合も退職理由になります。
例えば、
- 社員を使い捨ての駒のように扱う
- ワンマン社長についていけない
- 毎月のノルマがきつい
- 自分の部署は他の部署よりもベースとなる評価点が低く、昇進も遅くなる傾向にあるなど不公平
など。
まともな人なら、自分の置かれた立場をよく理解しています。
会社への不満がある場合は、突然会社を辞めることにつながります。
・給料や待遇に不満があるから
給料や待遇に不満がある場合も退職理由になります。
例えば、
- 給料が平均より低い
- 役職手当がない
- 昇進の機会がない
- 有給休暇が少ない
- 退職金がない
- 研修がない
など。
まともな人なら、他社と比べて自分の給料や待遇はどうか客観的に判断します。
給料や待遇に不満がある場合は、突然会社を辞めたりします。
・労働環境が悪いが改善されないから
労働環境が改善されないのは退職理由になります。
例えば、
- 職場で副流煙を吸いたくない
- 職場が不潔
- 残業が多い
- 有給休暇を取りずらい
- パワハラ・セクハラが横行している
- 福利厚生が乏しい
- 冷暖房の装置がない
など。
まともな人は、自分が働いている会社はホワイト企業かブラック企業か判断します。
労働環境が悪いが改善されない場合は、突然会社を辞めたりします。
・職場のレベルが低く不安を感じるから
職場のレベルが低いのも退職の理由になります。
- 足を引っ張りあっている
- 仕事ができない人が多い
- 尊敬できる人がいない
- 働かないおじさんが多い
- モラルのない人が多い
- いまだにFAXを使っている
- 単純で繰り返しの作業が多い
- 専門性が磨かれない
など。
職場のレベルが低ければ、それだけ生産性が落ちて、最終的に給料にまで反映されることを、まともな人なら感じているでしょう。
職場のレベルが低い場合は、突然辞めたりします。
・会社の将来性に不安があるから
会社の将来に不安を持つ人もいます。
- 会社の業績が落ちてきた
- ライバル業種が出てきて、落ち目になっている
- リコールがあって、今期は赤字確定
- 不祥事で株価が低迷している
- 優秀な人が辞めていく
など。
まともな人は、会社の将来性を気にしています。
会社の将来性に不安を持った場合は、突然辞めたりします。
・単に仕事が合わないから
まともな人が突然やめた原因は、単に仕事が合わなかっただけかもしれません。
仕事が合わない理由は、
- 新しい業界・職種にチャレンジしたが、面白くなかった
- 第一志望は遠方で、しかたなく地元就職した
- ベンチャーの働き方に憧れたが、忙しすぎた
などの要因です。
実際、私も地元就職しましたが、会社の選択で妥協ってよくないなと思いました。
ほんとに、つまらない会社生活になります。
単に仕事が合わないといっても、内容はさまざま。
- スキルと業務内容のミスマッチ
- 興味や情熱が持てない
- 同僚との人間関係が合わない
- 成長の機会がない
単に仕事が合わないと、仕事自体が面白くなく、ストレスを感じやすくなります。
こういう状況で、まともな人は突然辞めたりします。
大きな会社なら部署移動も可能ですが、小さな会社ならそうもいきません。
・転職先が決まっていつでも退職できるから
まともな人は、転職先が決まってから退職します。
こんな状況です。
- 以前より転職活動をしたけど、ついに転職先が決まった
- 今より好条件!!
- 引き留められないように、周りには内緒にする
今の会社とトラブルにならないように、内緒で転職活動をします。
そして、転職が決まった状態で、突然辞めたりします。
・まともな人にとっては突然ではない
・突然辞めるわけではない!?
まともな人が突然辞めた場合、「なぜ?」と疑問が出ます。
誰にも相談せずにある日突然退職を告げることから突然辞めたと認識されます。
しかし、まともな人にとって突然のできごとではありません。
本人の中では、前々からじっくり検討した結果です。
・退職の相談を誰にも相談しない理由
退職前に相談しない理由は、周りに引き留められたくないし、いろいろと詮索されたくないから。
もし誰かに相談して、上司に「○○さん退職考えてますよ」なんて知られたら、面談で引き留められるなんてことになりかねません。
もちろん、仲の良い同僚にさえ打ち明けることはありません。
自分の行動が邪魔されるのを嫌うわけです。
こんな場合の、上司との1 on 1の面談って恐怖です。
・まともな人の特徴
まともな人の特徴は下記。
- 責任感がある
- 誠実で正直
- バランスの取れた判断力
- 共感力が高い
- コミュニケーション能力が高い
- 自己管理ができる
- 倫理観がある
まともな人は、誠実でバランスの取れた人で周りからの信頼も厚いです。
仕事を責任感を持ってやってくれていたのに、突然退職となれば、「なぜ?」と疑問が出てくるかもしれません。
・まともな人が突然辞める6つの前兆
まともな人が突然辞める6つの前兆は下記。
- 身の回りの整理やマニュアル作りを始める
- 急に明るくなった
- 仕事のパフォーマンスが落ちる
- 残業しなくなる
- 飲み会や社内行事に参加しなくなる
- 有給休暇を取得し始める
1つずつ解説します。
・身の回りの整理やマニュアル作りを始める
辞める人は、業務の引継ぎのことが気がかりです。
このため、身の回りの整理やマニュアル作りを始めた場合は、辞める前兆の可能性があります。
・急に明るくなった
辞める人は、すでに辞めた後のことを想像しています。
以前は暗かった人も、肩の荷が下りて急に明るくなることがありますが、辞める前兆の可能性があります。
・仕事のパフォーマンスが落ちる
辞める人は、以前は積極的だった業務に対する意欲や情熱が急に減少します。
パフォーマンスが落ちたのは、辞める前兆の可能性があります。
・以前ほど残業しなくなる
以前まで残業していたのに、急に残業をしなくなるのは、辞める前兆の可能性があります。
・飲み会や社内行事に参加しなくなる
辞める人は、コミュニケーションを減らそうとします。
飲み会や社内行事に参加しなくなるのは、辞める前兆の可能性があります。
・有給休暇を取得し始める
辞める人は、有給を消化してから辞めたいと考えています。
このため以前より、休暇取得のペースが増えた場合は、辞める前兆の可能性があります。
・まとめ「まともな人が突然辞める7つの理由!キャリアカウンセラーの私が解説」
まともな人が突然辞める7つの理由は下記。
- 会社に不満があるが改善されないから
- 給料や待遇に不満があるから
- 労働環境が悪いが改善されないから
- 職場のレベルが低く不安を感じるから
- 会社の将来性に不安があるから
- 単に仕事が合わないから
- 転職先が決まっていつでも退職できるから
まともな人にとっては突然辞めるわけではありません。
まともな人が突然辞める6つの前兆は下記。
- 身の回りの整理やマニュアル作りを始める
- 急に明るくなった
- 仕事のパフォーマンスが落ちる
- 残業しなくなる
- 飲み会や社内行事に参加しなくなる
- 有給休暇を取得し始める
以上、参考になれば幸いです。